所長ブログ

2014年7月 4日 金曜日

戸籍謄本

千葉の土日の天気は、雨模様のようです。
土曜日に娘の幼稚園の行事があるのに残念です。梅雨なのでしょうがないですが。

さて、相続登記の際には、被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本が必要となります。
この戸籍謄本には、なじみがないかもしれませんが、改正原戸籍謄本や除籍謄本といった種類の戸籍謄本があります。
この2種類の戸籍について簡単に書いてみます。

①改正原戸籍
戸籍の様式や書き方は、法令などの改正によって変更されることがあります。
このような場合には、それまでの戸籍を新しい様式や書き方に合うように書き換えをすることになります。これを戸籍の「改製」といい、改製によって使われなくなった古い様式の戸籍を「改製原戸籍」と呼ばれます。
この書き換えの際、新様式に作り替えられた方の戸籍は、その時効力ある事項 (死亡や離婚、転籍などによる除籍事項以外) のみ移し替えられことになります。そのため、書き換え以前の死亡や結婚の情報が欲しい場合、書き換え前の改正原戸籍を取得する必要が出てくるのす。

②除籍謄本
これに対して除籍謄本とは、婚姻や離婚、死亡、転籍 などによって、その戸籍に記載されている人全員がいなくなった状態の戸籍
のことです。引越し等で、他の市町村へ移転し本籍も移動した場合等は、前の市町村には本籍がなくなります。その場合、本籍の移動(転籍)前の情報が欲しいときは、前の戸籍である除籍謄本を取得する必要が出てくるわけです。

以上のように、被相続人の出生から死亡までには、婚姻・転籍・様式の変更等いろいろなことが発生してきますので、現在の戸籍謄本だけでなく、除籍謄本・改正原戸籍謄本といった戸籍謄本が必要になっていくるのです。


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